スリーセット理論とは?
気になる人といつも友達で終わってしまう、デートまでこぎつけたのに友達以上になかなか進めない…と悩んでいるなら、スリーセット理論という心理学のテクニックを使い始めるのがおすすめです。
スリーセット理論は、人が相手の印象を決める時に表れる心のプロセスのことです。
このスリーセット理論をうまく活用することで、気になる人と友達以上に進むことができるかもしれません。
スリーリセット理論とは、簡単にいうと人と出会ってから3回目までに相手の印象を決定するという心理学理論です。
つまり、3回目までに固定されてしまった印象をその後変化させることは非常に難しいと言えます。
固定されてしまった後、それ以上会ったとしても印象を変えることはなかなかできません。
3回目のデートまでに恋人としては微妙かな、友達でちょうどいいかな、と判断されてしまうと、それ以上に進まなくなると言えるのです。
1回目の出会いで気をつけること
スリーセット理論をうまく活用するために、まず1回目のデートでは見た目を意識しましょう。
見た目=第一印象と言っても、過言でもありません。
第一印象は、出会って数秒の間で決まります。
じっくりと見ているわけではないので、外面をおろそかにしていると一瞬で「ありえない」「友達ゾーンだな」と判断されてしまうということです。
第一印象は表情や服装・仕草などの視覚、声のトーンやスピード・ボリュームなどの聴覚、会話の内容や言葉遣いなどの言語の3つで成り立っています。
その中でも、相手に印象を与えるボリュームとして一番大きいのが視覚で、55%を占めています。
2回目に会うときに気をつけること
デートでは外見はもちろんですが、言葉遣いや会話に気をつけてデートするのがおすすめです。
2回目のデートは、1回目のデートで感じた第一印象や直感が正しかったかどうかを確認するために、内面を見ている人が多いからです。
1回目のデートで明るい人だという印象を持たれていたのに2回目でそれを崩してしまうと、そこから先に進みにくくなります。
1回目のデートで失敗したなと思ったとしても、2回目のデートに進むことができたのなら、挽回するチャンスはまだあると言えます。
ギャップをうまく活用することで、第一印象を変えることができるでしょう。
3回目に気をつけるポイント
早すぎると思うかもしれませんが、1回目と2回目のデートでのイメージがうまくいっているなら、3回目のデートではそのイメージを崩さないで告白してしまうのがおすすめです。
3回目のデートまで進めたということは、1回目と2回目のデートで得た印象がポジティブだということです。
せっかく好印象を持ってもらえているのなら、その勢いで告白するのが良いでしょう。